第6週【ネギ育苗日記#6】畑へ仮植え!食べられるのは1年後

ポットで育つ九条ネギの苗を畑へ仮植え 育苗6週目 野菜を育てる
ネギの背丈以上に根っこが伸びています

1.この1週間の概要

秋晴れの日が多くなってきました。最低気温は10℃前後、最高気温は20℃前後。秋冬野菜の成長には理想的な気候です。
木枯らしが吹いた日に、ネギの苗をついに畑へ仮(畑で一時的に育てる)植えしました。

2.ネギの苗の成長と仮植えの様子

① 40日目(11月3日)自宅ベランダ

2枚目の葉はおよそ14㎝、3枚目の葉は3~7㎝ほど。
貸農園(家庭菜園)の指導者によると、このくらいの状態で畑へ移して大丈夫とのことでした。
育苗ポットから土ごと苗を取り出してそのまま畑へ植えます。(まだネギの根がそんなに強くないので、ばらばらにしない方が良いのだそう。)春になりネギの太さが鉛筆くらいになったら、定植する(一列に植え替える)そうです。

② 40日目(11月3日)秋晴れの畑にて

コスモスと秋の空。きれいな色合いです。

畑の近くではコスモスが満開。秋の青空に揺れていました。
左の畝(ジャガイモと大根が自生しています)の奥にあるスペースへ仮植えします。

左の畝の奥にネギ苗を植えます。右の畝では大根が育っています。

ポットから外すと、写真では見えにくいほど長い根が伸びていました。
葉の長さよりも長い根もあり、生命力の強さを感じます。

真っ白いネギの根っこが長く伸びていました!


踏んでしまわないよう、枯れたオクラの茎で囲いました。――元気に育ってね。

細くて小さい苗ですが、力強い生命力が宿っています。

3.家庭菜園初心者が注意したい問題と対策

ポットの底に小石を詰めすぎたため、根が伸びづらくなっていました。
土が流れ出ないようにと敷いた直径1~1.5㎝ほどの小石が、思いのほか根の伸長を妨げていたようです。
根を外してみると、ネギの背丈よりも長い15㎝以上の根もありました。
育苗後半に成長が鈍化したのは、この影響かもしれません。(ネギさん、ごめんなさい)
育苗が思うように進まず、“失敗かも?”と思ったときは、根が健全に育っているかどうかを確認することも大切だと思います。

4.気づき・学び

育苗では、根の成長スペースも意識することが大切だと学びました。
見える部分(葉)だけでなく、土の中で根がどのくらい伸びているかを想像することも必要ですね。
この記事が、同じように家庭菜園を始めたばかりの方の参考になればうれしいです。

5.次回の予定/予告

仮植え後の土はむき出しにしていましたが、草マルチをした方が良いことが分かりました。
次週は土に草マルチをしたいと思います。
4月頃、ネギの茎が鉛筆ほどの太さになったら、今度は畝へ定植(一列に並べて植える)します。
その時はまた、このブログでご報告します!

スーパーで手軽に買えるネギも、こうして手間と時間をかけて育てていることを実感しました。
農家さんへの感謝の気持ちが、ますます深まります。


🔗 ネギ育苗日記シリーズ

ネギ育苗日記は、週ごとの成長を記録しています。
前回の記事はこちら 👉 【ネギ育苗日記#4~5】日照不足(?)なかなか伸びない3週間。2枚目の葉っぱが成長し3枚目の葉っぱが出てきました。


コメント

タイトルとURLをコピーしました